ウェストサイド物語

劇団四季のミュージカル「ウェストサイド物語」を観に行ってきました。
ＪＲ京都駅の駅ビルの中にある京都劇場でロングラン公演中なのです。
公式サイトはこちら（↓）
http://www.shiki.gr.jp/applause/wss/index.html

本格的なミュージカルを見るのは初めて。もちろん劇団四季も初めてでした。
もともとミュージカルにはそれほど興味が無かったのですが、
チケットが１枚余ってしまったとのことで、棚ぼたで頂戴したのですv

とても感動したので、例によってちょこっとラクガキです。
有名すぎるダンスのポーズはチラシを見ながら描きました。
トニーとマリアは、私が見たときの役者さんの印象と人種のイメージを重ねて。



有名な作品ですので、よくご存知の方ばかりだと思います。
私は自分が大まかなストーリーを知っている理由が…思い出せませんのです。（＾＾）
映画でも見たのかしら？それとも、何かで読んだのかしら？
そんな状況であまり期待せずに出掛けたのです。

席は前から３列目の左端から３番目。
モロにスピーカーの前ですね＾＾；
最初は舞台の見難さが気になって仕方が無かったのですが、
徐々に作品に引き込まれて、いつの間にか食い入るように見つめてました。

席が近いので、俳優さんたちの汗が飛び散る様がまざまざと良く見えます。
初っ端の一曲を踊った段階ですでに胸が大きく波打ち、あご先から汗が滴り落ちているのです。
こんなことを３時間近くもやるの！？とホントに驚きました。
ウエストサイドストーリーのダンスというのは、筋金入りのハードさなのだそうですね。
あとから読んだパンフレットから浅利慶太氏へのインタビューの一節をご紹介します。

----（ここから引用）----

───『ウェストサイド物語』といえば、ダンスの見事さが、すぐ頭に浮かびます。振り付けのＪ・ロビンスはどんな方でしたか。

　彼は初日の少し前に来日しました。彼に関しては印象深いエピソードがいくつもあります。
　ぼくがレコードと比較して
「『クール』はもっと速く（棒を）振った方がいいんじゃないですか。」と言ったら、彼は
「これ以上速くしたらダンサー全員心臓麻痺で死んでしまいますよ。舞台はレコードじゃありません。わたしは、自分がダンサーだったから、心臓の限界いっぱいで振り付けてます。このミュージカルのダンスを終えて、舞台袖で、立っている人はいないはずですよ。」と言ってました。

-----（ここまで引用）-----

心臓の限界いっぱい！！！

すごい世界ですよね。
さもありなんと唸ってしまうほどのダンス、見事でした。
舞台上の何人かはランニングシャツの状態で踊ってらっしゃいまして、
肩から腕への筋肉の美しさに目を奪われました。
出来れば全員ランニングシャツでおどっていただきたかtr（殴
すみません、そういう目的のステージではありませんでした<(_ _;)>

トニー役はこの日、鈴木涼太さんが演じておられました。
優しげでとても前向きな明るさを感じさせる顔立ちも素敵でしたが、歌声も忘れられませんv
とても男らしい美声で、ファルセットが透き通るようでうっとり聞き惚れてしまいました＾＾

女性ではアニタ役の団こと葉さんがとてもかっこ良くて印象に残っていますv

ストーリーの流れは知っていたし、ラストがどうなるかわかっていたはずなんですが、
最後には不覚にも涙ぐんでしまいましたよ＾＾；
カーテンコールでは一生懸命拍手をいたしましたが、
３度目にふと振り返ると、スタンディングされてる方がいらっしゃったので、
私もさっさと立ち上がれば良かったと、少々後悔です★

うっかりハマってしまうと、お小遣いが足りなくなりそうなので自重しますが……、
ぜひともまた観に行きたいと思いますv

ウエスト・サイド物語 (コレクターズ・エディション)

• 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
• メディア: DVD

ウエスト・サイド物語 (角川文庫 赤 335-1)

• 作者: アービング・シュルマン
• 出版社/メーカー: 角川書店
• 発売日: 1972/07
• メディア: 文庫

コメント 11

コメントの受付は締め切りました

すっごい綺麗な人ですね～！！マリアさんとトニーさんかな？
リアルで・・・そんでもって美しいですｗｗ
マリアさんの髪の毛とかふわっふわ～ｗｗですよ！！
劇・・ミュージカルでしょうか・・そんな系の苦手な私も見てみたいですｗ
by けい (2008-04-18 22:45) 

（ダンスの）限界の度合いがハンパないですね！！
もう少し余裕を持たせてあげてもいいんじゃないの？と思ってしまうのは素人の考えなのでしょうか。
エネルギッシュなステージが観れるとあっては一度行ってみたいと思いました！
イラストですが、ラクガキだなんて勿体ないですよ～；
by まめじい (2008-04-19 00:53) 

イラスト、素敵ですｗｗ
私もミュージカルは一度だけ観ました♪キャッツですｗ
すごい良かったですよ～＾＾
だから梨花さんの興奮も分かるような気がします★
かなり近い席だったみたいですね！！
汗が光って流れ落ちる・・・なんか素敵ですね！
演じてる人はもう一生懸命なんでしょうけど、それが
伝わってくるのが、なんかミュージカルっていいですね。（一度しか観てないけど；
私はウエストサイドは確か映画で観ましたｗｗ
by Liddell (2008-04-19 01:33) 

ミュージカル見たことないです。迫力あるんでしょうねｗｗ
ウエストサイドストーリーは名前とその有名なダンスのポーズしかしらないのです・・・でもこのポーズ描くとなると難しそうですね。ポスターみたいにかっこいいイラストですね！
by にゃお (2008-04-19 16:05) 

母も観に行った事があるそうです＾＾*
息遣いまで聞こえてきて迫力があって躍動感があって
本当に素晴らしいと言っていました！！
梨花さんの文章からも興奮が伝わってきますよ～！！！
劇団四季のミュージカルはまだ一度も観に行った事がないので
是非観に行きたいです！！
絵素敵ですよ～＾＾*
落書きじゃないですよ！！
by るう (2008-04-19 16:44) 

「ウエスト・サイド物語」は映画で観ましたよ～！
ナタリー・ウッドの美しさと、ジョージ・チャキリスが高く足を上げるポーズが印象的でした。
でも主役の男優さんはあまり覚えてない・・・（笑）
劇団四季は高校時代、学校の芸術鑑賞会で観に行きましたが、
その時はミュージカルではなく、普通のお芝居でした。
ミュージカルはほとんど観たことがないんですけど、
梨花さんの観劇／感激レビューを読んでいると、
一度観たらハマってしまいそうで怖いです。
ウエスト・サイド物語なら、ダンスもすごそうだし。
しかし心臓麻痺はマズイですよね～(;￣ー￣A
by チヨロギ (2008-04-19 22:59) 

ミュージカル見たことないです…私は。
す…スゴイですね!!3時間…!!
すごく迫力があったと思います!!
by ニャナ (2008-04-20 19:53) 

お返事遅くなってごめんなさい〜；

■けいさん、ありがとうございますv
本物はもっともっと素敵な方達でしたよ！
そうなのです、主役のトニーとマリアですよーv
フワフワの髪の毛を描くのは憧れなんですが、難しいです；
どこまでも広がって頭でっかちになってしまうんですよ（笑）
ミュージカル、意外におもしろかったのでおススメですよv
けいさんも機会があったら楽しんでくださいね♪

■まめじいさん、ありがとうございますv
本当に！心臓麻痺寸前だなんて……（＾＾；）
本当に救急車呼ばなきゃならないほどだとは思いませんでしたが、舞台はどこにもゆるみのない緊張感あふれる物でした！
そうですよね。役者さんのエネルギーが直接伝わってくる感じが舞台の良さなんでしょうか。
映画とはまた違う魅力がありましたv
イラスト、タイトルの文字が入って一見ソレらしく見えたかもしれませんが＾＾；
あまり深く考えずに描いてしまったので、配置とかあれこれとおかしなコトになっているのです〜〜（笑）

■Liddellさん、ありがとうございますv
素敵と言って頂けて嬉しいですv（＾＾）
「キャッツ」も見応えがあるそうですね！
おお！わかっていただけますか！？
初めて生の舞台を味わって、大興奮中なのです（笑）
席はすっごく端っこで角度的には最悪だったんですが、距離は近かったので迫力満点でした！
もし次に何か観に行くならぜひとももっとセンター寄りの席をゲットしたいです＾＾v
迫力のある良いお席は値段が高いのが辛いですよ〜〜★

■にゃおさん、ありがとうございますv
私も初めてだったのですよ！
というか、最近までひとりで外出なんて無理って思ってました＾＾；
子供のこともありますしね〜＾＾；
このポーズね、これはチラシに載っていた写真を見ながら描いたんですよーv
でも生身の日本人のスタイルのまま描くと、何となく自分的に許せないプロポーションだったので、かなり手足を伸ばしました（爆）
全身はホントに難しいですー！見本があってもとても苦労します。
でもカッコいいって言ってもらえたので嬉しいです〜♪

■るうさん、ありがとうございますv
おお！お母様が観に行かれたのですね！
私の母も観に行ったようですが、「不良の踊りだから、それほど良く無かった」とか勿体ない感想をこぼしてましたよー；もっと夢のある豪華な舞台の方が好きなのですって。
私はとっても感激したのに〜〜（笑）
るうさんも機会があったらぜひぜひv
きっと絵が描きたくなること請け合いです＾＾v
絵は、縮小してあるのでよくわからないですが、鉛筆の迷い線もそのままにむりやり色付けしてあるのです〜（汗
線画が一番時間がかかるので、これだとずいぶん手っ取り早く出来ちゃいます＾＾；

■チヨロギさん、ありがとうございますv
おお！やはり映画でご覧になってましたか！
ナタリー・ウッド、ジョージ・チャキリス！！なんとも懐かしい名前ですね♪
わあ、チヨロギさんが通ってらした高校は、劇団四季の舞台鑑賞があったのですか！！なんとも羨ましいことです〜v
お芝居のうえに、ミュージカルにもハマってしまわれたら、チヨロギさんのブログもレビュー記事をかくのに大忙しになりそうですよね！
私は「生」のすごさに、ただただ圧倒されている状態のようです！
やっぱり生は良いですね！生は凄いです〜〜（笑）

■ニャナさん、ありがとうございますv
私も見たこと無かったんですよーv
そうですね、３時間v　途中で幕間の休憩があるので実際にはもう少し少ないですが＾＾；
本当に迫力ありましたよv
そういえば最近は人気のアニメシリーズがミュージカルになることが多いですよね？
NARUTOは知りませんが、BLEACHとかテニプリは結構舞台が多いように思いますね！

■ pianobarさん、xml_xslさん、HatAさん、KAZUYAさん、nice! をありがとうございました！
by 梨花 (2008-04-21 16:10) 

■功太郎さん、バビさん、nyanさん、nice!をありがとうございました！
by 梨花 (2008-04-23 23:06) 

私も18歳の時劇団四季のファウストを観たことがあります。初めての事でした。ただし、難しすぎて解りませんでした。（笑）それから35年の歳月が経ち宮崎県の故郷の知り合いとの話の中で青山弥生さんという劇団四季で主役を演じていた人のことが話題になったのですが、それが何と高校時代の親友の妹さんだったのです。驚きました。しかも彼女はもう劇団から去っていこうとする年代になっていました。惜しい事をしました。ミュージカルは難しいと敬遠していたので覗こうともしなかったので彼女の活躍は全く知らずじまいです。カナダのプリンスエドワード島で赤毛のアンのミュージカルを観ましたが感動しました。これなら私にもよくわかりました。それにしても梨花さんの絵は素晴らしいですね。みとれました。
by amaguri (2008-04-24 07:34) 

■amaguriさん、ありがとうございます！
初めての時がファウストだったのですね！！
やはりゲーテだけあって内容的にもさぞ高尚な物だったことでしょうね！
難しそうだと思う一方で今も演じられていればぜひ見てみたい気がいたします。
おお、主役を演じられる女優さんが親友の妹さんだったとは！
もしももう少し早くにご存知でしたら、ミュージカルとamaguriさんの縁も違ったかたちになっていたかもしれませんね！
私もミュージカルの魅力というのが今ひとつよくわかっておりませんで、いままで敬遠していたクチなのです。
私の場合、初めての接点がわかりやすい作品でよかったです（笑）
プリンスエドワード島のアンのミュージカル、かれこれ20年ほど前に母親が見て来て感激していたことを思い出しました。もともと赤毛のアンが好きだったので、余計に素敵に思えたようです。
amaguriさんのブログには、時おりお邪魔しては楽しい旅行記を拝見しておりますv
海外で素晴らしい経験をたくさんされていて、私の人生にもいつかこんな時期がくるといいな…と憧れておりますv
拙い落書き絵も見てくださって、ありがとうございました！

■あるにゃんさん、nice! をありがとうございました！

by 梨花 (2008-04-29 16:30)